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2008年8月27日 (水)

ルート工作

お盆から山で行方不明となっている人がいる。今日はその捜索レポート。

山は、標高2897mの笠ヶ岳。

朝は天候が良かったものの、少しずつ雲がかかってきていた。

警備隊が登山道や、付近の谷を捜索したが、未だ発見に至らず。今日は救助隊も含めて、鍋平側から見た笠ヶ岳の、稜線向こう側を捜索する事になった。この捜索で、笠周辺はほぼ網羅した事になる。

隊を2~3名ずつ5班にわけて、谷筋や尾根を捜索する事になった。いずれも道無き場所。

自分は北村君と北西尾根を担当した。

8時半過ぎから第一陣が飛び立った。第二陣でヘリに搭乗し、目的地へ向かう。標高2100メートルの小さなピークがあり、そこだけが樹林帯の中で唯一草地になっていた。(本当はもう少し笠寄りの2424メートルのポイントで降下するはずだった。)08827jurin_2 そこから、笠ヶ岳山頂直下の小笠を目指し、山荘で他の班と合流する予定だった。(もっと詳しく説明すると、谷筋を捜索する班は、ビバーク覚悟だった。)

携帯のカメラなので分りにくいが、この樹林帯の中を進んでいった。

まずは身の丈ほどの笹薮を漕いで行く。とにかく進まない。すぐさま二人とも滝のような汗をかいた。たまに樹林帯がなくなると天国に感じた。

まず、人が入らない場所なので、高山植物も豊富である。

珍しい食虫植物、もうせんごけが虫を捕まえていた。08827syokubutu_2

笹薮やら、厳しい風雪で下に伸びている針葉樹の無数の枝に遮られ、行く手を阻まれていたが、少しずつ少しずつ、歩を進めていった。

無線もなかなか繋がらなかった。

あまりの藪で、ぶら下げていた熊よけの鈴すら鳴らなかった。

しかしこの笹薮漕ぎよりも、もっとひどかったのがハイマツだった。

警察が犯人を取り押さえる時に使う、“さすまた”だったか、あれが無数に幾重にも重なりあって、行く手を阻んでいるような感じだ。時にはハイマツの下を匍匐前進しながら進んでいった。北村君と話した、

「遭難してもこんな所は絶対通れない」と。

この尾根を進んでいけるのは、体調15センチくらいの“オコジョ”くらいなもんだ。

08827ryousen 12時を過ぎても笠ヶ岳山荘になかなか到着しないので、山荘で待機していた副隊長が偵察に出向いてくれた。その時初めて無線が繋がる。

結局山荘に到着したのが、13時半。4時間半を要していた。とうに雲に巻かれ、ヘリでのピックアップは不可能だった。杓子平でひょっとすると可能かも、と言うことで即下山を開始。

15時、杓子平上部標高2600m付近で、雲の晴れ間がでる。

15時15分、無事帰還。他の班も稜線直下で、偶然の雲の切れ間でピックアップする事ができた。どの班もかなりハードな捜索となり、ヘリポートに着いた時の安堵の顔が今日一日を物語っていた。

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2008年8月20日 (水)

上高地散歩

朝8時半頃に中尾を出発。平湯のアカンダナ駐車場に車を止めて、濃飛バスに乗り換えた。パパはみんなの食料と荷物を持ち、kottinママとお姉ちゃんは二人の子供をそれぞれ膝の上に乗せた。

10時少し前に上高地バスターミナルを出発。目的地は明神池。2歳と4歳がどこまで歩けるか分らないが、とりあえず行ってみなければ分らない。

08820miti 最近天気が悪く、気温も秋のような涼しい日が続く。今週も唯一、今日だけ雨が降らない予報だった。

時々木漏れ日が射すものの、夏とは思えない涼しい風が吹き抜ける。

08820myoujin しばらく歩くと明神岳が見えてくる。雲がかかり、神々しい。

08820k 先を急ぎたいと言う気持ちのせいか、K太のペースが普段より遅く感じる。kottinは大人のペースでも充分ついて来れる。この明神岳が見えるあたりからもどかしくなり、時々抱っこして歩いた。

体重が11キロあるK太と背中のザックとどっちが重いかなーなんて考えながら歩いていると、やがて明神に到着。

川を渡り、明神池の方まで行ってみたものの、お昼を食べる手頃な場所が見つからず、結局また明神館まで戻り、ベンチに腰掛けおにぎりを頬張った。

余程腹が減っていたのか、二人ともよく食べた。特にkottinは、握りこぶしくらいのおにぎり3つ、ゆで卵、ソーセージ、梨、砂糖漬けしたスライスレモン等をペロリと平らげた。

08820kawa 08820myoujinnbasi

食事の後、kottinは川原に下りて、足を浸した。K太もマネをしたがったが、時間が無いの却下。

「Kも、しちゃかったー・・・」

泣きが入る。

明神池で参拝を済ませ、来た道の対岸を通って帰ることに。

しばらく木道を進むが、子供のペースはどうも通行の妨げになる。

木道を避けて、林道を歩いていると雲行きが怪しくなってきた。K太をまた抱っこして歩いていると、すっかり眠ってしまった。

088203 08820k2

河童橋までぐっすり眠りやがった。

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2008年8月 4日 (月)

行水

大河ドラマで、的場浩司が実に生き生きと熱く演じている。やっぱりこの人にはこのような無骨な役がよく似合うし、見ていて気持ちがいい。幕末の動乱を描くにはこれくらいの気迫がなきゃだめだ。

的場浩司と言えば、その昔“族”の一人としてテレビに出たのがきっかけだった。見た瞬間に“これは将来、テレビにいっぱい出てくるぞ”と思わせる雰囲気を漂わせていた。余談。

なぜ彼を冒頭に出したかと言うと、ただ単に、

的場 = 元族 = 喧嘩 = K太0883k1

と結びつくからだ。

こんなに喧嘩っ早いと言うか、喧嘩慣れしている2歳児を見たことが無い。

まず上段から振り下ろす手ってで、姉ちゃんの顔をバチン!すかさず胸ぐらをつかむ。kottinもそれ以上叩かれまいと両手をふさぐが、そうすると今度は頭突きで反撃する。

幸い身長差があるからいいものの、もしなければ鼻血ブーは間違いない。

2歳児を相手に、かつてのアントニオ猪木のごとく全力で叱っている。「っしゃー、こらーー!!」

「まっかくー・・・」(K太の口癖で、まったく、の意)。こっちがまったくだ。

0883ko1 kottinは今年に入り、やっと水に慣れてきた。保育園のプールも面白いらしく、背中は小麦色に焼けてきた。0883ko2

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